• 2018.10.8

2018 番外編  CMI(カスタムメイドソールシステム)第1話

ここ最近、コラムからさまざまなお問い合わせを頂くようになりました。
そのなかで今後の展開としても気になっていると言う声が多いカスタムメイドソールシステム、略してCMI(※旧OMSオーダーメードインソール)現在多くの声をいただき今一度システムを稼働できるように検討中です。ひとまず、いつものコラムの間に紹介していきます。 全5話の内容となります。まずは、CMIについてご質問等あればメール、メッセンジャーなどでご質問ください

 

CMI(カスタムメイドシステム)  第1話 

基本的に人間の身体(骨格)は遺伝によるベースと生活習慣や生活環境からの後天的な要素により形成されています。
そして人間の身体は、必ず左右どちらかの足側に体軸や重心位置が片寄って生活しています。その為に骨盤に微妙ですが、前後左右の傾斜が起こり、仙骨や腰椎の傾斜に対して、上体の姿勢保持反応が体軸と反対側に向かった側弯による修正が発生しています。

 

更に歪みによる軸移動が大きくなると側弯に対して、再度、胸椎から上部の姿勢保持反応が加わった姿勢となります。この状況が遺伝と生活習慣を伴って、数種類の骨格形状となって現れます。この骨格形状に重力の負荷が常時掛かっています。そして、総筋肉量の減少や誤った理論の靴や生活用品を使用する事によって、更にこの歪みが悪化してしまう現状があります。ベースとなる骨格形状は生涯変わらずに大きな変化はありませんが、生活習慣により関節の可動範囲や筋肉の質が大きく変化した時に、また大きなゆがみが発生しています。

 

現代病や生活習慣病の多くが、この姿勢のゆがみやバランスの崩れから起きていると考えられます。
姿勢の崩れは、慢性的な筋疲労やストレスとなり、自律神経の異常や循環機能の低下まで引き起こし、心肺機能や呼吸器系の異常にも繋がると言われています。

 

この体の歪みに対して足部の三点支持部を三次元に調整する事により、骨盤位置を適正な前後左右位置、更に回旋方向の調整を行う事で、慢性的なストレスや疾病の原因となる体の過剰な姿勢保持に関わる負荷を少なくすることができます。鉛直方向への調整を足元から出来る事で、様々な体のストレスを軽減する事がカスタムメイドによる姿勢の改善です。

 

従来のアーチフィットというような足部のアーチを持ち上げる事による足部の矯正では無く、足裏の三点支持部分の支点保持力を高める事に意味があり、三次元方向への調整が出来る事により、骨盤位置や姿勢が鉛直方向に大きく変化、維持させることが出来ます。この理論から身体のバランス調整を目的としていて、フィット感や靴を履いた時の気持ち良さを求めている訳ではありません。膝関節の移動方向や骨盤位置を整える事を目的としたインソールです。
歩き方は元より、身体の根本的な循環機能や生涯に向けての姿勢を築くカスタムメイドのインソールを使った仕組み(システム)です。

 

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