2018 番外編 CMI(カスタムメイドインソールシステム)第3話
第3話 OMS(オーダーメイドシステム)への変更
このオーダーメイドインソールも一般的なオーダーメイドと同様に、数か月間の研修を修了したスタッフがバランス測定用のスケールを活用して、お客様毎に、理想の立ち位置を作る為の計測を行い製作していました。姿勢を整えて身体の揺れを無くして、安定した歩行を提案したこのオーダーメイドインソールは想像以上に評価が高く、多くの方がリピーターとなっていた状況がありました。
然し、理論や測定技術が難しく、多くのスタッフの技術力に差が出てしまうという状況がありました。そして売上を求めると、測定能力だけでなく営業能力も兼ね備えたスタッフの必要性があり、人材やコストに於いても問題を感じておりました。もう一つ、自分の中で常に葛藤する部分がありました。それはお客様の姿勢を生涯管理できていないという事です。どんなにお客様に喜ばれていても、インソールという物の販売に終わっているという現実でした。
この段階で、東京、名古屋、大阪に営業所を開設して、多くの企業に対しての提案をしておりましたので、この時期に測定されてご使用頂いた段階でも、お客様は、凡そ7千人位の方を測定して大半の方に製作を頂きましたが、それでも、上記のビジョンに関わる問題を払拭できない事から、スタッフの測定に頼ったオーダーメイドインソールの展開を中止しました。
こんな経過からその後に生まれたのが、OMS(オーダーメイドシステム)です。
先ずは、インソールの製作データをネットワークの利用で行えること、次にお客様の生涯に向けて継続的な姿勢管理が出来る方々に活躍して頂く環境を構築する事です。
先ずは、インソールの製作データをネットワークの利用で行えること、次にお客様の生涯に向けて継続的な姿勢管理が出来る方々に活躍して頂く環境を構築する事です。
このOMSインソールを制作する為に必要なデータは、写真4枚(素足、足から膝上まで、
等身大の後ろ姿と横向き姿勢)、発注書(アンケート)で製作が可能です。
このシステムでは、従来行っていたバランス測定や足部での計測が要らなくなりました。
写真4枚とアンケートさえあれば、オーダーメイドインソールが製作できるというシステムです。
等身大の後ろ姿と横向き姿勢)、発注書(アンケート)で製作が可能です。
このシステムでは、従来行っていたバランス測定や足部での計測が要らなくなりました。
写真4枚とアンケートさえあれば、オーダーメイドインソールが製作できるというシステムです。
前後左右の荷重変化や骨盤の回旋を調整する事で、姿勢改善やお客様の希望されている事の改善に繋げる為のインソールなので、足裏の形状よりも足部の状況や下肢、姿勢の変化を修正する事が、このOMSインソールの目的であり、最大の特徴です。
勿論、一般的なオーダーメイドインソールと全く違い、足裏の形状や足圧変化も必要としていません。写真とアンケートからマニュアルに基づいたデータを引き出して、そのデータを
基に、お客様のオーダーメイドインソールを制作して、お客様を姿勢管理していくのが、OMSインソールです。
基に、お客様のオーダーメイドインソールを制作して、お客様を姿勢管理していくのが、OMSインソールです。
靴の履き心地やアーチフィット感を求めているのではありません。様々なシューズや従来タイプのインソールによって、機能低下を引き起こした人間の足部を活性させる為のオーダーメイドインソールだからです。姿勢管理に関しての改善は、自社のスタッフによる展開を行わず、代理店として医師や治療家、スポーツ、美容等の姿勢に関わる事業者に対しての提案です。
理論と身体バランス測定方法、姿勢改善の為の運動指導や療法をマニュアル化して、研修指導する事で、この分野の方々に対して、このOMSインソールやB-TRインソールを活用したお客様に対しての生涯姿勢管理提案を行う事でした。
この研修を行い受講していただいた代理店よる販売展開は、2011年7月頃からスタートして2015年までで、400店以上の代理店となり展開しておりましたが、2016年に、お客様の継続管理を約束としていながら、その管理システムが定着できず、特殊なインソールの販売という形に変化してしまった。そして、それが原因で、結果的に一部のお客様と代理店、弊社の対応にもギャップが生じてしまい様々な勘違いから少なからず問題起きたことが中止の主原因でした。
現在は素材の一部変更にも目途が立ちそうな段階です。後は、改めてしっかりした健康管理のビジョンを共有出来る取り扱い代理店との新しい研修制度の再構築をOMSインソールOMSの再展開となります。
理論や運動指導、バランス療法などの知識と技術を身に付けて頂き、今までに無いインソールを活用した地域の姿勢管理展開を再開して頂きたいと考えております。
理論や運動指導、バランス療法などの知識と技術を身に付けて頂き、今までに無いインソールを活用した地域の姿勢管理展開を再開して頂きたいと考えております。
このインソールは、人間の根本的な構造に対しての対応でありながら、2013年に特許を
取得しています。勿論、その後、基本となる三点支持部分への基本的な対応を目的とした三点バランス保持の構造も特許を取得しています。
取得しています。勿論、その後、基本となる三点支持部分への基本的な対応を目的とした三点バランス保持の構造も特許を取得しています。